うつ病との類似性

適応障害 ~とても身近なストレス性疾患~

うつ病との類似性

うつ病と適応障害では、多くの症状が共通しています。

例えば不安感、悲観的思考、絶望感などです。

それに伴い、不眠症や食欲不振が出てくることも共通しています。

このため、時には、患者の症状がうつ病なのか適応障害なのか、一見見分けがつかないこともあるのです。

しかし、患者からの情報を頼りにすると、これらの症状がどちらの疾患に当たるか、明確にすることができます。

まず、「ストレス源」についてです。

適応障害の場合は、はっきりと自覚できるストレス源が必ずあります。

しかし、うつ病の場合、そのストレス源は非常に曖昧なことも多く、小さなストレスの積み重ねでうつ状態を発症します。

そして、大きなストレスが引き金でうつ状態が深刻化することもありますが、自分が根本的に抱える問題には、すぐに気付かないものです。

ここは、うつ病と適応障害を区別する大きなポイントになります。

もう一つの大きな違いは、適応障害の場合は、ストレス源から脱すると症状がなくなる一方で、うつ病の場合は、ストレス源と思われる状態から脱しても、症状が良くなることはない、ということです。

同じ会社嫌いで出社拒否の患者がいて、適応障害の場合は転職すると一気に症状が消滅しますが、うつ病の場合は転職するだけでうつ状態を脱することができないのです。

診断する側がこの点をしっかり見極めることが、治療への第一歩に繋がります。

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