適応障害になりやすい性格
適応障害には、なりやすい人とそうでない人がいます。
勿論、本人を取り巻く環境などによっても違いますし、一方でストレスに強い部分を発揮し、もう一方でストレスへの脆弱さを見せる、ということもあるでしょう。
ここに挙げられるのは、あくまで一般論です。
適応障害になりやすい人の性格で、最もよく挙げられるのは、
- 生真面目で几帳面
- 心配性
- 頑固で気が強い
- 責任感が強い
- 完璧主義
- 仕事好き
- 頼まれると断れない
- 気が小さい
- 周りの意見を気にする
- 失敗や苦悩を引きずりやすい
これらの性格を持つ人に共通することは、恐らく「過剰な生真面目さ」でしょう。
ひと言では言い表せない部分ではありますが、やるべきことや趣味でも何にでも強いこだわりを見せる傾向がある、というイメージでしょうか。
逆説的に言うと、「不真面目になれない」「不真面目さを全く知らない」ということができると思います。
このような人たちは、適度な休憩や息抜きが下手で、物事に縛られる傾向があります。
そして、そこでうまくいかないと、息抜きの仕方もよくわからないのですから、当然ストレスを抱えることになります。
更に言うと、これらの性格を持つ人は、ほかの精神疾患にもかかりやすいのが現実です。
「適当な性格」「不真面目な性格」「いい加減な性格」にある程度なれる、ということが、実は適応障害になりにくい自分を作るのかもしれません。
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