パニック障害
パニック障害は、特定の場所や環境で発作を起こすことが特徴の精神疾患です。
例えば、混雑した場所や広い場所で、空気が薄いと感じたりすることがきっかけで発作を起こしたり、特定の場面でパニックになる経験があると、「また同じことが起こったらどうしよう」という「予期不安」から、再び発作を起こすような症状が特徴です。
しかし、パニック障害の場合は、その症状が薬物やその他の物質(カフェイン、炭酸など)の摂取量に伴い大きく変わることから、薬物療法が非常に有効であり、また精神疾患というよりは、脳機能障害(脳内のある部分に損傷を受けたことで起きる障害)という位置づけがされているようです。
このような症状が発症する原因は、やはりストレスです。
特定の場面で苦手意識を持つようになり、そのヴィジョンがいつまでも頭から離れないような状態です。
また、発症までの間にもストレスを蓄積していて、その結果としてパニック発作を発症させてしまうパターンもあります。
しかし、PTSDほど生活に支障があるわけではなく、前述通りに薬物や物質量の調整で症状を緩和できるので、それらによって生活や精神状態の改善が見られる人が多いのも事実です。
但し、重度になると、生活への支障が大きく現れ、それにより、鬱や強迫性障害などを併発していき、克服までに長期間を要するようになります。
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適応障害の定義と症状
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