適応障害の主な症状~身体症状~
適応障害に伴い、以下のような身体症状が現れる可能性があります。
- 不眠症
- 動悸
- 頭痛
- 胃のむかつき
- 腹痛
- 肩こり
- 痙攣
- 疲労感
- そのほか
多くの人が適応障害になっている自分に気付かず、まず内科を受診して身体の不調を取り除こうとする傾向が見られます。
そして、内科でいくら診てもらっても、或いはいくら投薬を受けても、原因が適応障害であれば、それはその場凌ぎの対処に過ぎません。
投薬を継続しなければ、症状が再発するのは確実です。
胃潰瘍は、ストレスが溜まって発症する代表的な病ですが、この場合、手術によって、根治することが可能なように思われます。
しかし、胃潰瘍は、再発する可能性が非常に高く、今度は再発予防のために新たなストレスを抱えなくてはなりません。
そして言うまでもなく、胃潰瘍を手術で治したからといって、その根本的な原因が解決されているわけではないので、再発どころか別の身体症状や精神症状を抱えることになります。
そのほかの諸症状についても、同様です。
不眠症で睡眠薬で眠れるようになったとしても、それは不眠症を克服したことにはなりません。
投薬や内科的治療はあくまで対処療法にすぎず、このような治療法で、適応障害による身体の不具合は、決してなくなりません。
体に説明のつかない違和感を感じた時や、内科で特に疾患が見つからない場合は、早期に精神科を受診することが必要になります。
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適応障害の定義と症状
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