生活リズムの調整
人間本来の自然な生活は、
- 1. 朝起きて
- 2. 昼間に日光を浴びて
- 3. 夜寝ること
です。
この基本的な生活では、脳内の様々なホルモンバランスが絶妙に調整され、また交感神経・副交感神経の役目もきちんと果たしてくれる状態です。
しかし、この基本的な生活のリズムすら守れない人は、それだけで、ストレスを溜めやすくなります。
何故なら、脳内でホルモンバランスが崩れるからです。
本来分泌されるべきセロトニンの量が減少したり、攻撃性を伴うノルアドレナリンが逆に過剰分泌する原因になります。
そして、不眠症を招きやすくなります。
不眠気味では脳と体に充分な休息を与えていないことを意味し、更に日中がむしゃらに働くと益々疲れ、余計に多くのストレスを作ります。
ですから、生活のリズムを守ることは、ストレスを溜めない自分を作るために、最低限必要なことなのです。
サラリーマンの場合、ある程度は規則正しい生活をしている人が多いと思われます。
しかし、睡眠不足の上に残業までして、心と体を酷使している人もまた多くいることでしょう。
それでは、生活のリズムを守れているとは言えません。
どんなに忙しくても、不足した休息を補うために、日中も1時間に一度は必ず休憩し、疲れをこれ以上溜めないように努力しましょう。
また、ランチを外で取って日光を浴びる、こまめなストレッチをするということも、ストレス軽減に大変効果的です。
スポンサードリンク
適応障害の定義と症状
- 適応障害とは
- そもそもは「ストレス障害」
- ストレスと脳内
- 適応障害になる人々
- 適応障害の主な症状~精神面での症状~
- 適応障害の主な症状~身体症状~
- 適応障害の主な症状~行動の変化~
- 子供の適応障害症状
- うつ病との類似性
- 適応障害の診断基準