適応障害の主な症状~精神面での症状~
適応障害になると、精神面では下記のような苦痛に見舞われる可能性があります。
- 抑うつ状態
- 無気力
- 虚無感
- 悲壮感
- 絶望感
- 不安感
- 苛々感
- 焦り
- 自信喪失
- その他
普段の自分では考えられないこれらの症状が急に現れ、また持続していれば、適応障害の可能性があります。
また、これらの症状は、男女関係なく、また大人・子供の差もなく、誰にでも起こり得ます。
まず、人間社会において、「対人関係」は欠かせないものです。
学校教育に然り、社会生活に然り、私たちの生活では他人とのチームワークは欠かせない要素です。
もし、転職を機に適応障害の症状が出始めた場合、その状況が変わらない限り、問題は解決しません。
そうすると、会社に居る間に慢性的なストレスを感じる、周りに溶け込めないことで焦燥感を感じる、会社仲間から孤立し、孤独感が強まる、などの情緒面での変化が顕著になるのは当然のことです。
その状態が悪化していけば、慢性的な抑うつ状態にも繋がり、うつ状態が長引けば、食欲不振や不眠症にも繋がります。
何よりも、根本的問題が解決していないので、自分でいくら「前向きに」と奮起しようとしても、自分の適応能力を越えている場所では不可能です。
そして、無理が重なれば精神疲労は蓄積し、それが、不適切な場所での怒りの爆発、などということも引き起こしていきます。
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適応障害の定義と症状
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