アスペルガー症候群
アスペルガー症候群は、自閉症傾向を持つ発達障害で、精神疾患というカテゴリには含まれません。
しかし、その特徴から、精神疾患と非常に間違われやすいので、ここで触れておきます。
アスペルガー症候群の人たちは、先天的と言っても過言ではないほど、人との交流が苦手です。
発達障害における重要な特徴として、
- コミュニケーション能力の欠如
- 社会性の欠如
- 想像力の欠如
が挙げられます。
例えば、「空気を読む」という言葉がありますが、アスペルガーの人たちにはそれができず、言葉通りの意味に捉えてしまいます。
想像力がないので、言葉に含まれる真意を汲み取ることができず、それ故、対人関係がままならない状態になります。
このような発達障害は、親がいくらきちんと教育しても、治ることがありません。
アスペルガー症候群の人は、社会に出ても苦労します。
人とコミュニケーションが取れず、上司の言うことが理解できず、結局社会がイヤになってしまうのです。
ですから、登校拒否、出社拒否に陥りやすいといわれています。
しかし、これは言うまでもなく、「適応障害」とは違います。
社会に対する適応能力が希薄でも、その原因になっているものが異なることは、一目瞭然です。
アスペルガーの人たちは、周りから理解されずに苦しみ、そのことで、本当に精神疾患になるケースも多いといわれています。
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