診断名をつける難しさ
雅子さまの適応障害は、現在までに、どの程度回復されているのでしょうか?
まず、下の図をご覧ください。
ここでは、適応障害、うつ、そして「新型うつ」の特徴を表していますが、その中の「新型うつ」にご注目ください。
実は最近になり、新しいタイプのうつ状態がある、という専門家の見方が出てきて、それを「新型うつ」と呼びます。
この中で一番大きな特徴は、「ストレス源と向き合う以外の場所では、普段通りの生活を送ることができる」という点です。
勿論、完璧に普段通り、とはいかないかもしれません。
しかし、慢性的なうつ状態が続くのではないのです。
これが、雅子さまに当てはまるのではないか、と見る専門家が、実は多くいます。
それが、私的なオランダ旅行や、愛子さまの学校行事に参加された時に見られる笑顔に、よく現れています。
ただ、適応障害という診断名を誤診、というのではなく、2004年からの治療の過程で、私生活での困難はある程度克服し、診断名が途中で変わっているかもしれない、ということです。
精神疾患というのは、診断名を明確にできないことが非常に多くあり、症状がころころ変われば、診断名もそれ相応に変えなければいけません。
それが、医者が最も悩める点で、皇室サイドが現状を発表するにも困る、大きなポイントになっているのではないかと思われます。
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適応障害の定義と症状
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- そもそもは「ストレス障害」
- ストレスと脳内
- 適応障害になる人々
- 適応障害の主な症状~精神面での症状~
- 適応障害の主な症状~身体症状~
- 適応障害の主な症状~行動の変化~
- 子供の適応障害症状
- うつ病との類似性
- 適応障害の診断基準