相談することが第一歩
適応障害の克服に向けての第一歩は、誰かに相談することです。
一番いいのは、家族でしょう。
家族なら、適応障害の疑いのある人について、その生い立ちや性格を一番よくわかっています。
ですから、専門家に診てもらうにしても、一番頼りになる意見や証言をしてくれるのは、家族なのです。
しかし、家族というわけにもいかない人も多いと思います。
家族に迷惑をかけたくない、家族は遠くに住んでいて疎遠である、など、様々な理由で、家族を頼りにできないことは、大いに考えられます。
その場合は、一番近くにいる友達や恋人でもいいと思いますし、もし「こんなこと、誰にも話せない」と思うのであれば、専門家の元に直接駆けつけるのがいいと思います。
ストレスがある故に眠れなく、睡眠薬で誤魔化しているとすれば、それは永遠に続くものと思った方がいいでしょう。
お薬は、あくまで対症療法であり、問題解決には何ら役には立ちません。
身体症状や、普段とは違う精神状況でいるならば、それは、最初から「一人では克服困難」としたほうが、解決する方向に確実に向かえます。
若しくは、体調不良があり、内科を受診したことがある場合は、そこで正式に、専門医のクリニックへの紹介状を書いてもらったほうが、専門医に最初からある程度の情報が行き、スムーズに治療に向けて対策を始めることができるので、最良の選択だと思います。
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